仕事: 2010年4月アーカイブ

1年

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明日で会社を設立して、ちょうど1年です。


定款の目的にも掲げた操業理念は、「厳しさの中にも和気あいあいと」と「お客様第一」。


とにかく楽しく仕事をしましょう。


私は常に皆さんに仕事をしていただいているという、感謝の気持ちを持ち続けています。


これはブレインのスタッフにだけではなく、当然大工さん、各職種の職人さん達皆さんにも。


仕事をやらせてやってるんだなんて思ったこともないし、そんな気持ちをもった人にモノづくりをお願いされても、良いものなんて出来るはずがない。


これは上に立つひと次第なんだと思います。


上の立場の人間が間違った認識を持ち行動をすると、その下で常に観察をしている人間は大きな勘違いをする。


経験豊富な責任者の職人さんにだけではなく、末端の職人さんにも対等の対応をしなければダメ。


注意をしなければいけないケースでも、命令ではいけない。


そして当たり前ですが、ありがとうの一言が、大切です。

 

結局のところ仕事って人と人なんですよ。

 

「厳しさの中にも和気あいあいと。」

 

今日は、明日オープンのモデルハウスのセッティング。


とても楽しみです。

 


 


敷地の方位とは、「目の前の道路がどっちの方角にあるのか?」という意味です。


南側にあれば南入りの敷地、北側にあれば北入りの敷地と言います。


一見日当たりのよい南側に、さらに道路があるほうがいいように思われます。


確かにそうですよね。


日の入りやすい、暖かい家の方がいいですものね。


でもそれは、絶対にそうなのでしょうか。


建物の配置や間取りを具体的に考え始めると、南入りが必ずしも有利というわけではなさそうな気がします。


たとえば、玄関や駐車スペースはたいてい道路から近いところに配置されますので、それに伴い建物や家の形が決まってきます。


そうすると、せっかくの明るい南側の間口が、こうしたスペースで狭められることになるのです。


しかも洗濯物やお布団も通行人から丸見えだし、除雪も大変。


プライバシーもオープンになりますよね。


また住居系の用途地域には、北側に斜線制限が設けられます。



北側に道路がある場合、その制限は道路の反対側、もしくは中心まで後退して設定されます。


北側に道路があるほうが、斜線制限による影響を受けにくくなるのです。


南入りの敷地は南側が開けているという恩恵がある一方、その代償もしっかり理解しなければいけません。


ある程度の敷地面積があれば、南向きにこだわらなくても良いのではないでしょうか。


ところで一般的に、「北側に建物、南側に庭」のケースが多いですよね。


庭に植えられた樹木は、太陽が照る方向に向かって元気に育ちます。


南側で見ていろ樹木は北側の元気のない方、樹木の背中ということになります。


樹木のことを考えるなら、北側に庭を配置するのも悪くないですね。


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北側の土地で、第 1種低層住居専用地域(住宅を建てるには一番条件が厳しい地域)でも、これだけ出来ます。


このモデルハウス長期優良住宅です。

 


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ビックレッドファームのマネージャー蛯名さんから連絡があり、新冠迄行ってきました。

 

岡田オーナーから、何か相談があるとのこと。


10時30分のお約束でしたが、30分ほど早く着いてしまったので、少しだけサラブレット牧場をドライブ。


とにかく広い。


車で走っても、かなりの時間がかかりました。


以前岡田オーナーに敷地はどのくらいあるのですかと御聞きしたところ、「あの山から、あの山の間位迄かな」と、おっしゃっておりました。


きれいな風景の中、ちょうど生まれたばかりの仔馬も、たくさんいました。


敷地内には、なんとハイセイコーの墓石も。


目茶目茶驚くのは、サラブレットの坂道調教に使う屋根付き施設の本当に長い事。 

 

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1キロ以上あるそうで、数億円かかったそうです。


岡田オーナー、蛯名さんと商談をさせていただいた後は、楽しみにしていたランチタイムでしたが、残念なことにアンジェロはお休み。


美味しいお蕎麦を、いただいて帰ってきました。

 

しばらく通うことになりそうですが、新冠は遠い。(笑)

 

実験台

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加圧トレーニングの仕組み作りが、着実に進んでいます。


通常の流れとしてはエアロバイクなどによるアップ、ストレッチ、体幹トレーニング、スタビライゼーション、加圧トレーニング、ストレッチの流れです。


バリエーションで、バランスボールやバランスディスク、ボスなんかも使います。


先日私のトレーニングプログラムを、出口さんに作っていただいた。


体幹の弱いところ、柔軟性の悪いところなどを、色々な角度から写真を撮っていただきながら、アライメントをチェックをしていただきました。


まず腹筋がかなり落ちてる、右の太ももの前の筋肉が硬い、これが腰痛の原因。


肩甲骨周りの筋肉が硬い、これが肩こりの原因。


カッチリ自分のウィークポイントを指摘され、しかも写真付きなので納得せざるを得ない。


かなりのダメだし、凹みます。

 

週3回、プログラムに沿ってトレーニングを開始する事にした。

 

基本的にトレーニングは嫌いではない。(大好きな人はあまりいないはず。)


あくまでスキーで勝ちたい、野球で勝ちたい。


その目的の為のトレーニングであって、トレーニングが目的ではない。


大好きな事だから頑張れる。

 

好きじゃないと、成功するまで頑張りきれない。

 

これは仕事も同じ。

 

因みに富樫さん、田川君の担当は、面川君。

 

家内の担当は、佐藤さん。

 

スペシャルゲストMさんの担当は、本人の御指名で、出口さん。

 

仕事中にトレーニングOK、しかもパーソナルトレーナー付き無料。

 

なんて恵まれたスタッフ達なんだ。

 

やっぱりカラダが、資本ですからね~。

 

富樫さんは、すでに実験台と化した。

 

 田川君もう逃げるな、諦めろ、早く実験台になるんだ。

 

 私以外は、本当に嫌がっているようです。


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ブレインの頭脳、富樫さん。


いつもは前向きなんですが・・・。




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田川君と、LIFEBREATH換気セミナーに参加してきました。


以前から導入を検討している第一種換気システムです。


国内総輸入発売元パワーズトレーディング(株)の代表の岩谷さんとは、レース会場で何度かお会いすることはあったのですが、まさかこの業界で御活躍されている方とは知りませんでした。

 

空気の質を大幅に改善する熱交換換気システムで、家全体の空気のエネルギーロスを最小限に抑えながら、屋内のよどんだ空気をそれと同量の新鮮な空気に入れ替えをします。


気に入った点は顕熱タイプであること。


質の高い空気、これはかなり重要です。


換気について頭の中でモヤモヤしていたものが、かなりクリーンになりました。


当然使い方も、メンテナンスも簡単。


本体も、スマートなデザインの表示パネルも、カッコいい。


一番カッコよかったのは、カナダ人の講師の通訳も務めていた岩谷さん。


英語がペラペラです。


スピードラーニング始めようかな。


田川君が、こっそり始めたらしい。

 

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スポーツ事業部の責任者、出口さんです。


目茶目茶頼りになります。

 


青山で開催されたスターブランドさん主催の、シークレットセミナーを楽しんできました。


16日の夜の便で羽田に向かったのですが、東京はなんと四十数年ぶりの雪。


出発前にも考えられないようなアクシデントがあり、久しぶりに大パニック状態。


今回セミナーで学んだことは。 


ブランドとは記憶、約束、想起されること。


その為にはアート、心理学、文学を分析するための思考力が大切。


過程として起業家、コミュニティーオーナー、研究者、専門家の道筋をたどる必要がある。


それには自分自身と約束したルールを守る事が大前提。


そうする事で、あなたがいないところで語られているあなたの事が、ブランドになり、伝説になる。

 

今迄にも数多くのセミナーには参加してきたのですが、これだけ楽しくカラダ中でインプット出来たセミナーは記憶にありませんね。


北海道から参加の会員は今のところ私だけですが、東京を始め全国で活躍されている起業家や企業家の方々とお出会い出来る事が、楽しみのひとつになりました。


会場でお会いしたマテリアルワールドの堀部さんから、またまた楽しいマテリアル情報をいただきました。


いつもいろいろとありがとうございます。

 

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ジイさんの異名をとる田川君。


学生時代からそう呼ばれ、未だにジイさん。


なかなかプジョーが直らない。 

 

ペイント

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まだまだ寒い日が続いていますね。


そんな中、塗装工事や外壁張替工事などの御依頼をいただいており、本当に感謝してます。


昨年も20棟程の塗装工事を施工させていただきましたが、原則として養生シートはかけません。


これは新築工事でも一緒なのですが、足場にシートをかけてしまうと、工事中の点検やチェックが、非常にやりづらいんです。


当然丁寧に丁寧に仕事をしなければ、近隣に塗料やごみが飛んでしまいます。


もちろん雨の日や風の強い日には、工事は行いません。


前日、当日の朝にしっかりと連絡を取り合って、施工が出来るかどうかを判断します。


お客様にとっても、毎日キレイに変身してく過程を、楽しむ事が出来ますよね。


職人さんにも見られているという意識が働きますので、現場での振る舞いも丁寧になります。


そんなの無理だと、言われ続けていたのですが、全く問題のない質の高い仕事が出来ています。


非常に簡単なことですよね。


丁寧に、作業をしていただければ良いだけです。


ゴミが飛んだら、拾えばいいだけですから。


この塗装工事にも、かなりの知識と経験が必要です。


塗装工事に限らず、微妙な工事をするところが、少なからずあるなと感じています。


塗装工事も肉体労働ではなく、知識労働です。


建築に限らず、物づくりに携わる方の仕事は、全て知識労働者の仕事だと考えています。


大事なのは常に知恵を出し合って、質の高い物を造り上げる事。


自分の一番の強みは、質の高いスタッフ、大工さん、協力業者さんに仕事をしていただく事が出来る事です。


その質がどれだけ高いかを見極める事が、自分には出来ます。


これらは絶対に、誰にも負けない自信があるし、自分の誇りでもあ利ます。


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新入社員の佐藤さん。


自分の軸を持っている、カワイイ女性です。

 


昨日久しぶりに、トレーニングをしました。


というより、被験者として少しだけ。


責任者の出口さんと一緒に、近くにある武道館のトレーニング室で、90分程軽く汗を流しました。


ストレッチを十分に行ってから、体幹、特に腹筋とお尻まわりをカッチリ。


スタビライゼーションで、軸とバランスを意識した後、少しだけマシンをやりました。


その後に、姿勢が良くないと指摘され、ストレッチなどで修正していただきました。


どうしても前かがみになる事が多い為、背中が丸まってしまう。


またスキーで転倒した後遺症もあり、首の調子も良くなかったのですが、かなり改善されました。


さすがプロ。


本当に姿勢が良くないとダメですよね。


姿勢って、「姿の勢い」と、書きますよね。


姿勢がダメだという事は、姿から勢いが感じられないという事ですからね。


本来であればこの後に加圧なのですが、まだ加圧マスターが手元にありませんので、しばらくはこんな感じのトレーニングかな。


加圧の研修については、ローテーションを組んで、毎日ファーストステップで行っています。


3名のスタッフが、鎌倉さんや私からの要望に対して、真摯に、そして楽しく取り組んでいます。


まずはスタッフの皆さんと私が楽しくないと、お客様にも楽しんでいただく事は出来ません。


今日も笑顔で、仕事を楽しみましょうね。

 

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新入社員の面川君。


毎日笑わせてくれます。



新入社員の3人と一緒に、ビジネスマナーを勉強しています。


私と富樫さんが、教育係です。


ビジネスの心得、敬語(言葉づかい)、身だしなみ、電話対応、名刺の交換、接客マナー、お礼状マナー、報告・連絡・相談、社内トラブル対処法、クレーム対処法、上司・部下・同僚との付き合い方、慶弔のマナーなど。


改めてひとつひとつ確認していくと、なかなか楽しくて勉強になります。

 

ビジネスにおける円滑な人間関係は、しっかりとしたビジネスマナーの上でしか築けません。


相手を敬う、相手に好感を与える事、相手の気持ちを察する事、相手に迷惑をかけない事。

 

簡単なようですが、常に意識して仕事に取り組まないと、当たり前の事を当たり前にすることは、本当に難しいですよね。


今後ビジネスマナーについての社内勉強会を、定期的に行う事にします。


素敵な仲間のおかげで、本当に楽しく仕事が出来てます。


毎日、笑顔がいっぱいの会社です。

 

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まだまだ小さな会社ですが、質の高いスタッフと一緒に、カッコいい会社を目指します。



何かを成就させる為には、別の何かを潔く諦めなければならない。

 

CUT&GET


ただ、それは容易なことではありません。

 

それは未練があるからです。

 

未練の中で一番深いのが、方針の堅持です。

 

せっかく決めた方針を、覆すのが忍びないので・・・。

 

ですが、それを含めてのCUT&GETです。

 

その為に、変心したって一向に構いません。

 

家づくりって、進展を確認しながら変転していくものなんです。

 

整理整頓と一緒で、捨てる決心&勇気が、大切なんです。

 

ほとんどのお客様が、打ち合わせを重ねるたびに、どんどん要望が増えていくのですが、最終的には最初のプラン(提案)に戻るんですよね。



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1枚1枚手作りの、金属の切り貼りです。


質の高い技術と経験がないと、なかなか出来ません。

 

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現在お話を進めさせていただいているお客様で、御自分で楽器を演奏されたり、オーディオ機器の再生が、御趣味の方がいらっしゃいます。


木造住宅(ブレイン標準仕様)でも、音を外に漏れないようにする事は、さほど難しい事はないのですが、室内で発生したの音を、他の居室に漏らさないようにするには、かなりの考慮が必要です。


防音とは、「吸音」と「遮音」を組み合わせたものです。


吸音と遮音は違うので、「有孔板」を壁に張って吸音しても遮音はされず、音は外を通りぬけてしまいます。


遮音には質量の大きい壁が、必要になってきます。


音とは空気の振動、すなわち波です。


コンクリートの様に質量の大きな壁には、空気の振動が伝わりにくいので、音は遮音されます。


その代わり、音の跳ね返りも大きくなります。


また断熱材のような連続気泡に伝わる振動は、主に中・高音が吸音され、熱に変わります。


かといって、通過する音がなくなるかといえば、そうでもありません。


結局、遮音、吸音どちらにも一長一短があるので、住宅の防音を考えるときには、この両方の組み合わせを組み合わせるになります。


家の中で、楽器を演奏したい。


そこで壁に遮音が必要になるんですが、これが極度に行きすぎると音の「返り」が少なくなります。


そして、楽器の音は味気ないものに・・・。


楽器の演奏やオーディオ機器の再生には、適度な反射音が合成された「残響」が、必要になります。


分かりやすい例ととして、「音楽室」。


概して、弦楽器は残響を欲しがりますが、鍵盤楽器や音声は、それほど残響を欲しがりません。


その為カーテン等による微調整が必要です。


音のコントロールは、かなり難しい作業なのです。


以前にも多くの猛者達?と戦ってきた、かなりハイレベルなカテゴリーです。

 


人間が暑い、寒いと感じる温度の事を、「体感温度」と言います。


これは室温だけではなく、湿度、気流、輻射、、着衣など、さざまな要素が影響します。


体の表面から水分が蒸発すると気化熱が奪われて、涼しさを感じますが、湿度が高いとこれが妨げられるので、人は不快になります。


中でも湿度と気流の風速が大きく影響しますが、住宅の中でこの2つの調整を引き受けているのが、「風通し」です。


しかし風通しは窓を開けなければ得られないかといえば、必ずしもそうとは限りません。


密閉された室内でも気流は発生します。


人間の動きと同じ様に、人と気流は、同じルートを回るのです。


室内に風を通す。


北海道では夏場に、エアコンを使わない場合がほとんどですので、これも大切な設計項目の一つですね。


また世の中に断熱材がなかった時代。


スキマ風が寒い冬場は部屋の中でも厚着をして、耐え忍んでいましたが、今は断熱材というセーターを着ています。


冬場の除湿についても、室内の湿度を均一化することができれば、それだけでのかなりの結露防止効果が見込めます。


要するに家中の温度が常に一定であればいいわけです。


更に換気システムがあれが、バッチリですね。


この換気システムについても、ブレインの標準は第3種換気システムですが、現在第1種換気システムの導入についても検討中です。

 

平面計画の段階で、風の流れについても、多少の考慮が必要です。


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木造軸組み工法で省令準耐火に適合させるためには、換気システムのダクトにも耐火被覆が必要です。



25年前

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社会に出て25年が経った。学生時代は野球とバイク、バイトに明け暮れていた。

当然成績もあまり良くなかった。でもなぜか友人や幸運には恵まれていた。

就職もオーナーが野球が好きだという、地元の設計事務所で面接を受けさせていただき、幸い野球をやっていて,ポジションがピッチャーだったという事もあり、採用していただく事ができました。

母が問い合わせをしてくれた。

何もかもが不安だった。何一つ分からない。だって真面目に勉強なんてしなかったから。(笑)

先輩たちも一部の方を除いて、決してやさしくはなかった。本当に楽しくなかった。

入社2日目には、遅刻をしてしまった・・・。あの最悪だった状況を、今でも忘れはしない。でもオーナーだけは、笑って励ましてくれました。

5月に入って体制が変わり、施工部門がスタートした。

私は毎日現場で穴掘り、鉄筋加工、コンクリート打ち・・・。足場を組み立てたり、ゴミ投げをしたり、大工さんのお手伝いなど・・・。辛かったし、友人にみられるのが恥ずかしかった。そんな仕事が2年間続いた。

その後社内でイザコザがおきて、先輩方のほとんどが辞めてしまった。私にはそんなお誘いすら、かからない。この先どうなるんだろう・・・。でもその時のオーナーの一言が私の人生を変えた。「みんな辞めたって問題ない。坂本さえいれば大丈夫だ。」と・・・???

本当に涙が出るくらいうれしい言葉だった。「この人の為に本気で頑張ろう。」と思ったし、結果も出した。

いつも振り返るが、現場に出ていたあの辛かった2年間と、あの一言が、今の自分のベースである。

大切だと気付いた事は、「何を勉強してきたかではなく、今何を勉強しているか。」 「勉強や体験を通して得た知識を、早く行動に移せるようになる事。」 そうすれば、インプットしたものをアウトプットするのではなく、アウトプットする為にインプットするという意識を持つ事が出来るはずです。

自分はお世話なったオーナーの振る舞いを決して忘れないようにしたいし、本当に感謝をしています。冷静に考えてみて、やはりいつか追いつき、追い抜きたい目標の一人です。

 

仕事: 2015年8月: 月別アーカイブ

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