住居に侵入するアリは、北海道では6月頃から活動が活発になり、8月頃羽アリになりになって飛び立ちます。
ほとんどがトビイロケアリと呼ばれる、どこにもいるアリです。
問題となるのがアリが基礎断熱材を巣としてしまう事と、アリが出たら木材が腐っている疑いを超えて、食害があったと勘違いしてしまう事ですね。
基礎断熱に巣を作ったとしても、断熱性能の低下は心配しなくても大丈夫ですが、不快ですよね。
基礎断熱材はその硬さなどからアリのお気に入りらしく、蟻道を作ったり巣にしたりする傾向があるので、メッシュを伏せてモルタルを下塗りすると心配はかなり低下します。
またリフォーム時に見られるケースですが、腐った木材は基礎断熱材と同じように巣にしたい堅さの様です。
後は透湿・防水シートに穴があいていて、そこにアリがいたケースもあります。
私は多くの経験からアリ退治は得意ですが、アリが出たらまずは巣を探してやっけることです。
アリ退治は市販の殺虫剤で十分です。
シロアリ用薬剤を使えば、、より強力に効くと勘違いしている人もいるようですが、その全く必要はありません。