最近住宅向け太陽光発電システムについて、質問されることが多い。
以前にも数件を施工した事があるのですが、平成17年に政府が補助金を廃止。
その後全く需要がなくなった。
しかし平成20年の洞爺湖サミットを前に、当時の内閣が低炭素社会への転換を宣言。
その考えを踏襲し、補助金制度が復活。
また昨年11月からは太陽光発電の余剰電力を10年間の期間限定ながら、これまでの倍額で買い取る制度がスタートがした為、販売が爆発的に増えました。
新築設置の場合、自治体補助金等を利用すれば、10年程度で設置費用を回収出来るかも。
しかし屋根のメンテナンス時の問題点なんかもありますよね。
千歳市近郊の住宅は、ガルバリウムの屋根がとても多い。
ガルバリウムは10年前後を目安に塗装をしなければいけないのですが、その時にソーラーパネルを脱着しなくてはいけないケースもあるので、その場合当然ながらかなりの費用がかかります。
メンテナンスフリーの屋根なら大丈夫ですが、寒冷地用だとかなり厳選されますし、イニシャルコストも高くつきます。
そのあたりを適切にお客様に説明しておかないと、後でトラブルになりかねません。
エネルギーの選択もメーカー主導ではなく、慎重に考えたいものですね。
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