27日は内田繁さんの講演と、五十嵐純さんとのトークセッションに、参加してきました。
かなり興味深い内容で、楽しい時間を過ごしました。
内田さんは日本を代表するインテリアデザイナーで、五十嵐さんは北海道で活躍されている若手の建築家です。
建築家が手掛けるインテリアと、インテリアデザイナーが手掛けるインテリアの違い。
建築家のデザインは、東西南北、地震、風、雨なども考慮した上でのインテリア。
インテリアデザイナーは内部のデザインなので、そんなことは関係ないそうで、大切なのは心だと言っていました。
窓という言葉は西洋から来た言葉だそうで、日本では間戸と呼んでいた。
元々日本の建物は床と柱と屋根で出来ていて、壁という概念がなかった。
外周面の柱と柱の間の戸のことを、間戸と呼んでいた。
昔は日本では靴を脱ぐ場所は神聖な場所とされていて、当然家も神聖な場所とされていた。
ゴザも移動の出来る神聖な場所。
日本のインテリアデザインは変化に対応できるが(四季がある)、ヨーロッパではなかなか出来ない???
日本は座る文化なので水平、ヨーロッパは石造りなので垂直を意識したデザイン。
今回は北海道インテリア協会主催の講演で、以前にもアメリカでのインテリア研修に、御一緒させていただきました。
しばらく海外研修に行ってないので、また機会があれば参加したいねと、田川君と話をしながら帰ってきました。