2014年2月アーカイブ
ブレインの基礎は基礎断熱です。
鉄筋コンクリートの内側に断熱をしています。
単純に25ミリ厚の押出法ポリスチレンフォームに相当するコンクリートの厚さを、熱還流率で単純比較すると・・・約1000ミリ。
またコンクリートは蓄熱するので、いったん温まればその後はずっと温かいと言われますが、それは言いかえれば、温めるのに時間がかかるということです。
この時断熱材を内側に入れるか?
外側に入れるかです?
熱の移動方向を夏、冬で比較していただけると分かりやすいと思いますが、実質的にはどちらも一緒です。
したがって、壁自体の熱貫流という意味においては、内断熱、外断熱の差を論ずるい意味は特にありません。
両者の差が出るのは、外側と内側、あるいは外側と床スラブや土間などの交点においてです。
内断熱は、この部分で断熱材の連続性が途切れてしまうので、ここから熱が移動してしまいます。
この部分を「熱橋」(ヒートブリッジ)といいます。
ですので断熱材を内側に折り曲げて貼らなければいけません。
その点、外断熱ならばその心配はありませんが、今度は何で仕上げるかという問題が生じてきます。
長期優良住宅で、省エネ等級4の基準を満たそうとするとFP板(A-3種)で100ミリ必要になります。
木造、RCを問わず、断熱の方法はそのメリット・デメリットの両方を勘案しておく必要がありますね。
これが基礎の内断熱。
FP板の厚みは100ミリ必要なんです。
トイレで用を足したら、まずは手を洗いたいですよね。
トイレは別名、お手洗いというくらいですから、手が洗えなければ話になりません。
ある調査によると、最近は手を洗わない人も増えているようですが、トイレを使うのはそういう人ばかりでもないでしょう。
基本的には、手を洗える仕掛けが必要になります。
ではどこで洗うか?
当然トイレの中が理想です。
一般的な手洗い付きロータンク付きタンクは、確かに便利ですが、なんだか悲しいものがありますよね。
そこで小さくてもいいので、別に手洗い器を付ける事をお勧めしています。
どんな手洗いを付けるかは予算次第ですが・・・。
また手洗い器だけではなく、鏡やブラケット照明を取り付ければ、トイレ「TOILET」は化粧室「POWDER ROOM」に昇格します。
お客様が化粧直し出来るスペースになるんです。
トイレの設計は、手を洗う方法とレイアウトについて良く考えなければいけませんね。
ブレインでは楽しい手洗い器をいっぱいご提案しています。