無意識

| | コメント(0) | トラックバック(0)

どんなスポーツにおいてもそうなのだが、質の高い選手ほど余計な事を考えず、無理なくプレイするものです。


ゲーム(レース)には瞬時に、しかも正確無比に反応する事が要求される。

トップ選手にそれが出来るのは、どんな場合にも気を散らさずに対応できるように、日頃からトレーニングしているからですよね。


とすれば、集中力というのは、思考したり理論立てたりするよりも、むしろ無意識に近い事になる。


つまり集中力とは、問題のあらゆる面を熟考したり、分析したり、抽出してみたりするのとは全く逆なんですね。


スキーレースでもそうなのですが、どんどんポールが迫ってきて、無意識にカラダが反応した時の方が、タイムは確実に速い。


インスペクションでポールセットを完璧に理論立てて、頭であれこれ考える余裕のあるレースの時ほど、あまりタイムが良くない。


つまりああでもないこうでもないと考えるより、カラダの動きを妨害さえしなければ、意識して滑ろうとしない方が、かえって自然に良い滑りが出来る様な気がする。


おそらく無意識になる事によって、自分の持っている本当の能力を、発揮させる事ができるのかもしれない。


要するに無意識とは、まさしくレース中に何も考えず、カラダの赴くままに任せるということなのかも。


当然ですが、トレーニング時には常に問題意識を持ち続けることが必要です。


hatsukaatsu 001.jpg


FSCで江川君と一緒に、カッチリトレーニングしてきました。


腰にあまり負担をかけないように、地味トレとしたのですが、それでもかなりきつかったです。


高精度筋力計でのデータも、少し落ちていました。


なんだか楽しそうな2人ですね!

 

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 無意識

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://brain-home.com/weblog2/mt-tb.cgi/199

コメントする

このブログ記事について

このページは、sakamotoが2011年1月12日 07:50に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「心に響くメッセージ」です。

次のブログ記事は「コツ」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。