今回はベッドルームについて。
ベッドは家具の一つですので、部屋の中の好きな場所に、好きなように置いても良さそうなものですが、現実にそういうわけにもいきません。
ベッドの位置によって、まず窓の位置が変わりますし、コンセントの位置も変わります。
たとえばダブルベッドを壁際に置いて一人が先に寝てしまうと、パートナーは毎晩枕めがけてダイブしなければいけません。
ベッドに横たわるには、サイドから滑りこむのが原則。
ダブルベッドは両サイドから、ツインベッドはセンターから。
ベッドの周りのすべりこめるスペースとして、少なくとも450㎜は欲しいですね。
ベッドサイズの目安として、長さは2050㎜。
幅はシングルで1050㎜、セミダブルで1250㎜、ダブルで1450㎜、クイーンで1650㎜、キングで1850㎜と、200㎜ピッチで増えていきます。
後は出入り口のドアや、クロゼットの扉は、しっかり計算に入れておくことですね。
ベッドルームの設計では、ベットのサイズだけではなく、その位置やサイドスペースも、検討しておく必要があります。
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