一言で「ウケる」インテリアといっても、人の好みは千差万別なのでなかなか難しい。
ただ流行はあるのですが、仕上げ材の傾向に加えて、床・壁・天井だけでインテリアを完結させないのも最近の傾向ですね。
置き家具小物などのパーツを積極的に見せたいと考えるお客様が多いです。
こうしたスタイリング的インテリアのつくり方を好むお客様が増えたため、リビングの造り付け家具などの御要望は減っています。
ですが、家具の配置や部屋の使い方が少々変わっても魅了を失わない「包容力のある空間」は常に求められています。
基本は広がり感のある間取り。
部屋が細切れに配置された間取りだと、インテリアを頑張っても雰囲気は良くならない。
そういう意味ではインテリアは人間に似ている。
骨格や内臓の美しさが表面にそのまま現われる。
構造や間取りといった骨格がきれいでないと、表層を変えても無意味。
つまり人間の美しさと同じ。
骨格や内臓は基本設計の要素です。
そうした整理された基本設計のうえに化粧やアクセサリーを施していくと、その美しさはさらに引き立つ。
インテリアに先立って、まずは基本設計を大切にしたい。
何事も基本が大事。
さぁこれから素振りをするとしよう~(炎)
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