インテリアコラム

窓廻りのインテリア

2019.06.20
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こんにちは。
インテリアコーディネーターの下沢です。

日々お客さまと打ち合わせをさせて頂く中で、よく【カーテン】のご相談を受けます。

室内の目隠しとして、どのご家庭でも当たり前のように使用しているカーテンですが、
購入する際に色柄にはこだわっても、なかなかデザインや形状まで深く考えたことがなくて「わからない」って方も多いと思います。

今回は、一般的によく使用されている【横引きカーテン】についてご紹介させて頂きます。

「横引きカーテンって普通でつまらない」というイメージを持たれている方も多いと思いますが、
お部屋に合わせて様々なコーディネートが出来るんです。

①生地幅とヒダ数の調整
既製品のカーテンは一般的に「2つ山1.5倍ヒダ」という形状で販売されています。
仕上がり幅の1.5倍の生地を使用するスタイルです。
吊元のつまみ方が2つ山状になっていることでそのように呼びます。

オーダーカーテンの場合は「3つ山2倍ヒダ」という指定もでき、
仕上がり幅の2倍の生地を使用することでボリュームのあるデザインに仕上げることもできます。

最近ではフラットカーテンという吊元の山を作らず、スッキリしたスタイルも流行りつつあります。

②タッセル選び
タッセルとはカーテンを束ねるための紐のことです。
既製品にはカーテン柄と同じ布で付属していることが多いと思います。
オーダーカーテンの場合はこの部分にもこだわることができます。

レザー調のデザインやロープ状のデザイン、ビーズを使ったデザイン等様々な商品があるので、お部屋に合わせて選択することができます。

③カーテンレール選び
カーテンレールも様々な種類の中からお選び頂くことができます。

スタイリッシュなステンレス製のデザインや、重厚感のある木製のデザイン、アンティークで可愛らしいアイアン製のデザイン等選びきれない数のレールがございます。
(カーテンレール専門のカタログがあるくらい、数が多いんです。)

最近では、こんな飾り棚付きのレールもあるんですよ。

横引きカーテンのメリットしては、

・ボリュームがあり高級感を出すことが容易
・生地を多く使用していることで、窓からの冷気を抑える効果がある
・他のカーテンに比べて取り外しやすく、お洗濯がラクチン
・閉めたままでもバルコニー等への出入りがしやすい

という点が挙げられます。

デメリットとしては、

・窓横にカーテン溜まりができるので、開けているときにスッキリした印象になりにくい
・大柄の生地の場合には、ヒダの数が多いと柄がきれいに見えにくくなってしまう

という点が挙げられます。

お打合せの際には、お客さまの内装のイメージや生活のしやすさに合わせてカーテンの使い分けのアドバイスをさせて頂いております。

次回のブログでも、引続き【窓回りのインテリア】についてご紹介させて頂きますので、よろしくお願い致します(^^)

 

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