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理解できないことを理解する

Crew’s Blog

理解できないことを理解する

2015.12.04
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みなさんこんばんは!

 

昨日、営業マニュアルのミーティングがありました。

ミーティングには、営業部だけではなく、

工事部・経理部のクルーも参加して、

全体の流れの再確認と、

改善点の確認を行いました。

12.4

もちろん、他部署の仲間がどのような仕事をしているかを理解するためにも、

そして、より連携をとりやすくしていくためにも、

このミーティングは必要なのですが、

もう一つ理由があります。

 

それは、理解できないことを理解することです。

 

営業ルールのマニュアルは、

基本的に営業部のクルーが使用するものですが、

マニュアルである以上、

誰が見ても理解しやすいモノでなければなりません。

他部署のクルーにも参加してもらい、

わからない部分を質問してもらうことにより、

噛み砕いて記載すべきところが見えてくるのです。

 

 

 

みなさんは、日常生活や仕事の中で、他者に対して

「なんでこんなこともわかってくれないんだろう?」

という風に思った経験はありませんか?

 

人はつい自分を基準に考えてしまいがちです。

 

しかし、人それぞれ育った環境が違いますから、

ベースとなるものが異なって当たり前なのです。

 

イギリス人にとっての「英語」と、

これから英語を学ぼうとしている日本人にとっての「英語」を

イメージするとわかりやすいと思います。

イギリス人に、「とても簡単だよ!」と言われ

現地の子どもが使う初級テキストを渡されても、

残念ながら全く理解できないですよね。

英語をまだ勉強していない日本人は

文法どころか、単語さえわからないのですから。

 

大切なのは、

学ぼうとする人が、

その物事をどの程度理解しているのかを知ることです。

左右がわからない人に、「右手を前に」と言っても伝わりませんよね(笑)

逆に、左右を理解している人に、「右手はお箸を持つ方で…」なんて言ったら

バカにされていると感じてしまうかもしれません。

 

「あれ?伝わらないな。」と思ったら、

「どのレベルなら伝わるのかな?」という思考にチェンジし、

噛み砕いた表現をしていきましょう。

人それぞれ基準が違うことを前提にすることにより、

「わかってくれない」ストレスから解放されますよ♪

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