みなさんこんばんは!
昨日、営業マニュアルのミーティングがありました。
ミーティングには、営業部だけではなく、
工事部・経理部のクルーも参加して、
全体の流れの再確認と、
改善点の確認を行いました。
もちろん、他部署の仲間がどのような仕事をしているかを理解するためにも、
そして、より連携をとりやすくしていくためにも、
このミーティングは必要なのですが、
もう一つ理由があります。
それは、理解できないことを理解することです。
営業ルールのマニュアルは、
基本的に営業部のクルーが使用するものですが、
マニュアルである以上、
誰が見ても理解しやすいモノでなければなりません。
他部署のクルーにも参加してもらい、
わからない部分を質問してもらうことにより、
噛み砕いて記載すべきところが見えてくるのです。
みなさんは、日常生活や仕事の中で、他者に対して
「なんでこんなこともわかってくれないんだろう?」
という風に思った経験はありませんか?
人はつい自分を基準に考えてしまいがちです。
しかし、人それぞれ育った環境が違いますから、
ベースとなるものが異なって当たり前なのです。
イギリス人にとっての「英語」と、
これから英語を学ぼうとしている日本人にとっての「英語」を
イメージするとわかりやすいと思います。
イギリス人に、「とても簡単だよ!」と言われ
現地の子どもが使う初級テキストを渡されても、
残念ながら全く理解できないですよね。
英語をまだ勉強していない日本人は
文法どころか、単語さえわからないのですから。
大切なのは、
学ぼうとする人が、
その物事をどの程度理解しているのかを知ることです。
左右がわからない人に、「右手を前に」と言っても伝わりませんよね(笑)
逆に、左右を理解している人に、「右手はお箸を持つ方で…」なんて言ったら
バカにされていると感じてしまうかもしれません。
「あれ?伝わらないな。」と思ったら、
「どのレベルなら伝わるのかな?」という思考にチェンジし、
噛み砕いた表現をしていきましょう。
人それぞれ基準が違うことを前提にすることにより、
「わかってくれない」ストレスから解放されますよ♪