みなさんこんにちは!
今日は曇り空で、少し肌寒く感じますね。
今朝はブレイン大学があり、
今回は社長が講師となり、
「断熱」を中心とした、エネルギーの勉強をしました。
話のベースとなっているのは、
以前の読書会での課題図書となっていた、
「家づくりの基礎知識」です。
一通り読んでいるはずですが、
まだまだ身についていないなぁと痛感しました。
建築会社なのにこのタイミングでみんなで基礎の勉強?と思うかもしれませんが、
とても大切なことなのです。
建築の専門知識を学んでいない状態で入社したクルーにとっては、
より多くの知識を身につけるという点で重要ですし、
すでに専門知識を持っているクルーにとっては、
より詳しく・よりわかりやすく説明できるようになるという点で重要です。
よりわかりやすくとは、
たとえば、
日本語を勉強している人に、
「いただきます」とはどういうことですか?
と聞かれたとします。
A 「食事の前の挨拶です」
B 「食べ物(動植物)への感謝、そして、食事をつくってくれた人への感謝の気持ちを込めて
ありがたくいただきます、ということです」
Aだけで終わるか
Bまで説明できるかです。
Aの回答だけも間違いではありません。
辞書ではそのように説明されています。
ただ、「なるほど!」とはなりませんよね。
「いただきます」は挨拶である。
そこで終わってしまうのです。
Bを付け加えると、その言葉の目的がはっきりして、
より深く知ることができますよね。
日本語を深く学びたい人にとっては、
Bまで答えてくれた方が良いはずです。
家づくりを始めるお客さまが疑問に思っていることに対し、
単純な答えを伝えるだけではなく、
どうしてそうなるのかを解説をできることが理想です。
ただ気をつけなければならないことは、
お客さまがどこまでの回答を求めているかを
見極めることです。
Aの答えを求めている相手に、Bまで説明しても、
相手にとってはストレスになってしまいます。
必要な時に、必要な情報を提供できるよう、
しっかり備えておこうと思います。