「7つの習慣」やドラッカーの本でもよく出てくる“主体性”という言葉。
でも、よく似た言葉に「自主性」がありますよね。
この2つ、実は明確な違いがあるんです。
主体性とは、「やることが決まっていない中で、自分で課題を見つけて、考えて動くこと」。
ゼロの状態から、「自分はこう動くべきだ」と判断して行動できる力とも言えます。
一方で、自主性は「やることは決まっているけど、それを自分なりに工夫しながら取り組むこと」。
いわば、決められた枠の中で前向きに動ける姿勢です。
このように、行動の起点が「自分か、指示か」で大きく異なります。
そして今のビジネスの現場でより求められているのは、間違いなく“主体性”の方です。
変化が激しい今の時代、上司の指示を待つのではなく、状況を見て自ら判断し、動ける人が強い。
そういう人材は、組織の中でも頼られやすく、結果も出しやすくなります。
もちろん、「言われたことをちゃんとやる」ことは社会人としての基本。
でも、その一歩先を目指すなら、主体性を意識して行動するトレーニングが必要です。
日々の仕事の中で「自分から動く意識」を少しずつ積み重ねていけば、成果の質も、キャリアの可能性も、ぐっと広がっていきますよ。
