今回はキッチンとダイニングの関係について少しだけ・・・
キッチンとダイニングの関係は、時代、様式、規模などによりさまざまに変化します。
変化はしますが、お互い切っても切れない関係であるのは周知の事実。
とはいえ、かつてはダイニングと一線を画して裏方に徹していたキッチンも
ここにきて、意気投合しているオープン型、仲が良すぎて一緒になったアイランド型など
新しい関係を見せ始めていますね。
両者の関係は、キッチンを料理の為の専用スペースととらえるか、食事にかかわる
家族全員の共有スペースととらえるかで変わってきます。
それを具体化するのがキッチンとダイニングの配置計画。
現在の、そして未来の家族の在り方も左右する大切な設計テーマの一つです。(大げさかな?)
特に冷蔵庫の位置はとても大切。
みんなが大事な冷蔵庫をどこに置いてやるか、良く考えなけれがいけません。
また、家族が積極的に料理に参加するなら、左右両側からキッチンに入れるダブルアクセスが
有効になります。
配膳台や、作業スペースは減りますが、それを差し引いても、キッチンとダイニングが
連続するプランは魅力的ですね。
キッチンへのダブルアクセスといっても、その方法は様々ですが・・・
と、いうわけで・・・キッチンとダイニングの関係は、見た目の格好良さよりも、人の動きを優先して
考えなけれがいけませんね。