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バランス(deguchi Ver.3)

2014.09.06
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鬼(女神?)と呼ばれたり
先生と呼ばれたり
いろいろな呼ばれ方をするデグチです(^_^)

さて、前回は足の骨の個数についてお話ししましたが
今回はその配列について。

骨はどんなモノで動いたり、固定されていたりするでしょう?

 

動かすために使うモノは筋肉ですね。

固定するモノは靭帯(骨と骨をつなぐ)、腱(骨と筋肉をつなぐ)のほかに
筋肉でも固定することができます。

それらのモノで配列された骨の位置関係のことを
「アライメント」といいます。

 

クルマに詳しい方だとクルマのホイールアライメントを
思い出す方もいらっしゃるかと思いますが
整列、配列という意味では同じです。

IMG_2405

ちょっと図に書いてみましたが
真ん中の棒は骨、左右の赤、青、緑のモノは筋肉だと思ってください。

均等に力がかかってバランスが取れているのが上の図の赤い筋肉の状態。

それにくらべて
筋肉の緊張が強すぎたり(青)、弱すぎたり(緑)するのが
バランスの取れていない下の図です。

この図は、棒(骨)が傾いているのでわかりやすいですが
身体の場合は外から見れば骨はまっすぐでも
筋肉の引っ張る強度が違うこともあります。

 

また、2つの図の筋肉がそのままの状態で左右同じ力を出すと
上の図はまっすぐ動き、
下の図はまっすぐに動いている「つもり」になりますよね。

「つもり」から「実際にまっすぐ動く」という修正をする能力は
動かす選手自身の「感覚」なので
まっすぐの「基準」を作ることができれば
「感覚」は使いやすくなります。

 

この「感覚」を養うには何度も練習が必要ですね。
大村選手が先日のブログに書いてくれていたのは
ここの部分だと思います。
そのお手伝いとして私がするべきだと思うことは

この最初の状態がまっすぐか、ずれているかの客観的な評価(みつけること)と
正しい位置に戻すこと(ストレッチ・ケア、トレーニング)の
お手伝いかな?と思います。

 

でも、最終的に動くのは選手自身、
動かしているのは選手自身の脳からの指令です。
なので、トレーナーができるのはお手伝いまでですね。

 

その「感覚」については私よりも、

武井壮さんが「笑っていいとも」でわかりやすく説明してくれているので
ぜひこちらの動画もご覧になってみてください(^_^)

↓↓↓
YouTube

武井壮が語るスポーツが上手になるコツが説得力ありすぎ!

 

 

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