スキー、仕事

今月の課題図書

2016.10.21
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今月のブレインクルーの課題図書、「脳に悪い7つの習慣」を、要約しました。(少しスキーバージョンになってます)
「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」 脳神経細胞が持つ本能は、たったの3つ。
理解力、思考力、記憶力、脳の力は、どれも最初の「感情」によってパフォーマンスが左右される。
「否定的な言葉」を、一切使わない。
「感動する力」は、脳をレベルアップさせる。
出勤前に必ず、鏡の前で最高の笑顔をつくる。
脳にとってのご褒美は、「嬉しいと感じること」。
脳は「だいたいできた」という否定語によって、思考することをやめてしまう。
「これでゴール」と思うのではなく、「ここからが勝負だ」と、考えることが大切。
人は物事が90%できていると、それでよしとしてしまいがち、大切なのはラスト10%。
「コツコツ」や「一歩一歩」には、「失敗しないように慎重に進めよう」という自己保存の癖が隠れている。
「失敗しないように」という考えは、「失敗するかもしれない、失敗したらどうしよう」という考えと表裏一体。
「100%以上、130%を目指す」(レースのスタート前には心がけている)
「自分からやる」という、主体性が大事。
上司や指導者の指示に対して従順になると、「物事」が理解できても「思考」が動かない。
緊張感は体の調子を上げる役割で、リラックスというのは休息状態。
リラックスしようというのではなく、バランスのとれた適度な緊張を保持できるように心がける。
試合で結果を出したり、仕事を達成したりするのに必要なのは、「自分がやってやる」という考えを持つこと。
「ぶっちぎって、勝ってやる」。(私のレース前の口癖)
 予選レース後に一度ペースを落とすということは、ゴールに向けて一気に駆け上がるという脳医学的な達成セオリーとは違う。
予選レースに向けて伸ばしてきた力を落とすことなく、本番までにさらに、今までの限界を超えて全力で滑る極限のトレーニングを続けることが大切。
「心」とは、思考と感情によって生まれるもの。
不可能には、不可能である理由がある。
本は「いかににたくさん読むか」ではなく、「いかによい本を繰り返し読むか」に、重点を置く。
思考を深めるためには、自分を疑うという視点を持つ。
脳は、間違いを犯すもの。
思考を整理する習慣はある人でも、「整理してから離れ、戻ってから考える」。
「これを覚えることは自分のとって嬉しいことだ」「自分からやってやろう」というスタンスを持つことが、記憶力を高める。
「試験に出るから仕方がない」「我慢して勉強している」という状態では、脳が持っている記憶力は働かない。
「成功体験に縛られてはいないか」「失敗の経験によって、チャレンジする勇気を損なっていないか」 物事を考える時や行動に移すときは、この2点をチェックする習慣を身につける。
超一流といわれる人、特に運動選手で、姿勢の悪い人はいない。
これは「超一流だから姿勢がいい」のではなく、「姿勢がいいから超一流に」なれたということ。
ピッチングも、バッティングも、スキーも、目線の傾きが重要。
文字は、しっかりと丁寧に書くことを、心がけること。
「テンポよくリズミカルに」ということを、心がける。
4拍子プラス間合いをはかるリズム 「イチ、ニ、サン、シ、ィー」というリズム。
おしゃべりは、脳を鍛える。
気持ちが伝わらないということは、考え方や心も伝わらないということを意味する。
「目的」と「手段」を、間違わない。
ドクターは、人を救うことが目的で、研究は手段。
意識的に、人を褒める。
「同時発想する脳」をつくるには、どうすればよいかを一言で言えば、「人間性を磨くこと」。
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今回の課題図書は、自分の理性と感情を整理する、良い学びでした。
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